人口
中学生の頃、夜になると近所の団地の屋上に上がっては
町を見ていた。車のライト、家々の明かり、そんなものを
見ては「人っていっぱいいるんだな」と考えていた。
ボクに悩みがあるようにみんなにも悩みがあって、
この明かりの数だけ、いやそれ以上に人の悩みがある
のだなぁと考えていた。
悩みや想いは形にならなくて、宙をプカプカ浮いてる
モンなんだと思っていたけれど、質量を伴ってしまってたら
どうなるんだろう?
無尽蔵に溢れる、悩みや想いや妬みにボクだけじゃなく、
地球も、そして太陽系だって銀河系だって落ち込んでいって
しまうんだろうな。
ズンズンズン・・・
きっと宇宙には底なんてないから、どこまでもどこまでも
落ち込んでいってしまうんだろうな。それでもボクは
世界が落ち込んでいる事に気が付かないまま、ズンズン
落ち込んでいく自分に愛想をつかしつづけていくのだろうな。
なんて事を、久々に考えた。
ネットでブログとか見てるとさ、ホントに人って多いのね。
今更だけど改めて驚くね。